古民家再生|大分県の【杢のすまい設計室】なら伝統構法住宅から古民家再生までしっかり設計・施工いたします。

古民家再生

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昔と今をつなぐ懐かしい住まい

古民家は日本の気候風土に適応した造りになっており、先人達の知恵や技術がたくさんつまっています。
しかし、時代の変化でそのまま住むには機能性や耐久性に心配が残ります。
古民家の良さを活かしながら、新しい技術とデザインを加えて、現代のライフスタイルに適応した古民家暮らしを一緒に考えていきます。
雨漏りや白蟻等の被害で傷んでしまった古民家の場合もしっかりと丁寧に修繕を行うことで、次の世代へと住み継いでいける家になります。
家族の想い出を残した古民家に住み続けたいというお気持ちにお応えします。

美しい家を蘇らせる古民家再生

古民家とは、建造されてから永い年月が経過した民家のことを指します。
昔の職人の技術と魂が込められており、新築では出せない味わいや趣を感じられる古材や意匠を凝らした建具がより一層魅力を引き立てています。
しかし、住み続けるためには機能性と耐久性を見直す必要があり、再生する側は最新の建築技術と、伝統の建築技術が求められます。
そのため、今の良さを残したまま現代の暮らしに適した家にするためには、豊富な知識と実績が必要不可欠です。
私は古民家に施されている日本伝統技術の素晴らしさを1人でも多くの方に知ってもらうため「100年先も住み続けられる家」を目指してご提案しています。

世代を超えて住み継ぐ古民家

近年では、若い人が地方へ移住して、築100年を超える古民家に住むという価値観の変化があります。
伝統の技で組み上げられた、あらわし(化粧)の木組みが美しい古民家は、若い人にも魅力的に映っているのではないでしょうか。古民家は数世代にわたって住み継がれることを前提としてつくられているので、日本の気候風土に適した長寿命なすまいなのです。
世代ごとに家を建て替えるのではなく、代々住み継がれてきた古民家を再生して、ゆとりのある暮らしを実現させる。このような背景によって、近年は日本のみならず、海外からも古民家は注目されています。

古民家再生の流れ

三、屋根と土台の修繕
古民家が傷む最大の原因は雨漏りと湿気です。
そのため、屋根と土台の修繕を最優先に行い、長持ちするように修繕・取り替えを行います。
二、骨組みの修繕
劣化がひどい場合は骨組みの状態になるまで解体して、柱や梁の傷み具合を確認します。
そして使える物と取り替える物を判断し、取り替える場合は大分の木材を使用し加工を施します。
一、家をほどく
伝統構法の古民家はあらわしの木組みで成り立っており、パズルのように組み上げられています。そのため、込み栓を抜けばきれいに解体することができ、劣化した箇所の修繕が行えます。
六、利便性の向上
時代の変化と共に、使いづらくなってしまった間取りも、田の字間取りのシンプルな古民家は設計の自由度があります。ライフスタイルに合った暮らしの提案をいたします。
五、寒暖対策
夏は涼しく、冬は暖かく室内の温度を保つためには、断熱性や気密性を見直す必要があります。
軒の出、壁、床、開口部などを見直し、立地環境を考慮して必要な施工をご提案いたします。
四、耐震性の確保
建築基準法で定められている耐震診断は、在来工法の「剛構造」がベースとなっており、伝統構法の「柔構造」は規定されていません。
そのため、伝統構法でつくられた古民家の耐震性を確保するためには、構造を熟知している設計士と職人が隅々まで確認して、基礎や柱、壁などを補強する必要があります。

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