杢のすまい設計室の想い|大分県の【杢のすまい設計室】なら伝統構法住宅から古民家再生までしっかり設計・施工いたします。

杢のすまい設計室の想い

  1. トップページ
  2. 杢のすまい設計室の想い

時を重ねて深まる本物の住まい

構造には金物を一切使わず、自然の木・土・石を職人が加工して家を建てる伝統構法住宅。
私がそこにこだわる理由は「うわべだけではない、本物の素材で価値あるすまいづくり」をしたいと考えているからです。

うわべだけのことを考えて設計された住宅は、最初は綺麗でも10年・20年と時を重ねると、どんどん劣化が目立つようになります。
例えば、近年の建築業界で多用されている工業的に作られた合板や集成材は、20年~30年もすれば劣化していきます。
その変化を「色合いが良くなった、風合いが良くなった」とは言わないでしょう。

しかし、本物の素材で職人の手仕事によってつくられる伝統構法住宅は、年月とともに深みが増し、新築の時とはまた違う魅力を感じられるようになります。
また、化学物質や防蟻剤、電磁波等の影響で健康を害することもないので、家族みんなが安心して暮らせます。

私は世代を超えて永く愛される本物の家づくりにこだわり、伝統的な建築技術を学んできました。
これからも「本物志向」の方に、家族みんなが安らげる家をつくりたいと思っています。

楽するより楽しい家を

家の外に出て子供と一緒に野菜をつくり、その野菜でご飯をつくる。
家の軒下で夏はスイカを食べ、花火をし、冬は野菜を干したり、日向ぼっこをしたり。そんな当たり前の毎日を、自然と共に過ごしていく。

伝統構法の住宅はまだ石油資源がなく、電気も潤沢に使えなかった頃の日本の暮らし方の知恵が随所にあります。エネルギーをあまり使わなくても生活できる本当の意味で省エネのすまいなのです。それを不便と思うか、心地よいと思うかは人それぞれですが、自然を愛し、自然と共に生活したいと想う人にとってはこれ以上楽しくて快適な住まいはないでしょう。
スイッチ一つで涼しく、リモコン一つで暖かくなる家ではもちろんありません。
自然の風で涼をとり、山の木の残りで暖をとる。
設備や機械だけに頼ることなく快適に暮らせるよう、自然の力を最大限まで活かして、都会にはない充実した暮らしを実現してみませんか。

子や孫の世代のことを考えた設計

木造住宅にはおもに伝統構法、在来工法、ツーバイフォーなどの種類がありますが、家を解体したときにその大部分が自然に還るのは伝統構法住宅だけです。
在来工法や、ツーバイフォーなどの住宅は構造部に金物を多用し、石膏ボードやプラスチック等の石油製品を多く使用するので解体後は埋め立てゴミとして処分されます。

伝統構法住宅に使われる大事な木材は地元の山主さんが大切に育て、手入れされた山の木を使います。
長い年月をかけられて大切に育てられた木のためにも、大事に木を使う。伝統構法住宅は、その大事な木を職人が伝統の技で美しく組み上げていきます。
本物の伝統構法住宅は、役目を終えたときには静かに土に還るのです。100年・200年先のことを考え、人と環境に優しい住まいづくりをする。
それが次世代へとつなぐ、未来のことを考えた家づくりだと考えています。

自然と共に生きる生活

風の香り、陽の優しさ、木の温もり。
本物志向の伝統構法住宅は、いつもの生活環境を大きく変えてくれます。
先人達の知識や技術を駆使して、住む人の想いをカタチにする。
誇りと喜びをもって職人が素材の力を最大限に引き出し、間取りの在り方や将来のことを考えながら、より自然に近い環境の中で暮らせるよう提案いたします。
財力の有無に関わらず、自然の中で心安らかに暮らしたいという方のご要望にお応えし、いつか古民家になる家をお作りします。

ページ上部へ

完成内覧会についてのお問い合わせ